しばしは夢かとのみ 桐壺05章09
原文 読み 意味
しばしは夢かとのみたどられしを やうやう思ひ静まるにしも 覚むべき方なく堪へがたきは いかにすべきわざにかと ...
むなしき御骸を見る 桐壺04章04
原文 読み 意味
むなしき御骸を見る見る なほおはするものと思ふがいとかひなければ 灰になりたまはむを見たてまつりて 今は亡き ...
息も絶えつつ聞こえ 桐壺03章09
原文 読み 意味
息も絶えつつ 聞こえまほしげなることはありげなれど いと苦しげにたゆげなれば かくながらともかくもならむを ...
この御子生まれたま 桐壺02章06
原文 読み 意味
この御子生まれたまひて後は いと心ことに思ほしおきてたれば 坊にもようせずはこの御子の居たまふべきなめりと ...
おぼえいとやむごと 桐壺02章05
原文 読み 意味
おぼえいとやむごとなく上衆めかしけれど わりなくまつはさせたまふあまりに さるべき御遊びの折々何事にもゆゑあ ...