守出で来て灯籠掛け 帚木12章04
原文 読み 意味
守出で来て 灯籠掛け添へ 灯明くかかげなどして 御くだものばかり参れり とばり帳も いかにぞは さる方の心も ...
人びと渡殿より出で 帚木12章03
原文 読み 意味
人びと 渡殿より出でたる泉にのぞきゐて 酒呑む 主人も肴求むと こゆるぎのいそぎありくほど 君はのどやかに眺 ...
暗くなるほどに今宵 帚木12章02
原文 読み 意味
暗くなるほどに 今宵 中神 内裏よりは塞がりてはべりけり と聞こゆ さかし 例は忌みたまふ方なりけり 二条の ...
からうして今日は日 帚木12章01
原文 読み 意味
からうして今日は日のけしきも直れり かくのみ籠もりさぶらひたまふも 大殿の御心いとほしければ まかでたまへり ...
よろづのことになど 帚木11章03
原文 読み 意味
よろづのことに などかは さても とおぼゆる折から 時々 思ひわかぬばかりの心にては よしばみ情け立たざらむ ...