2021-03-31

04yuugao
原文 読み 意味

惟光が兄の阿闍梨 婿の三河守 娘など 渡り集ひたるほどに かくおはしましたる喜びを またなきことにかしこまる ...

2021-03-31

04yuugao
原文 読み 意味

さすがに されたる遣戸口に 黄なる生絹の単袴 長く着なしたる童の をかしげなる出で来て うち招く 白き扇のい ...

2021-03-31

04yuugao
原文 読み 意味

切懸だつ物に いと青やかなる葛の心地よげに這ひかかれるに 白き花ぞ おのれひとり笑みの眉開けたる 遠方人にも ...

2021-03-31

04yuugao
原文 読み 意味

御車もいたくやつしたまへり 前駆も追はせたまはず 誰れとか知らむとうちとけたまひて すこしさし覗きたまへれば ...

2021-03-31

04yuugao
原文 読み 意味

御車入るべき門は鎖したりければ 人して惟光召させて 待たせたまひけるほど むつかしげなる大路のさまを見わたし ...