頭中将左中弁さらぬ 若紫06章13
原文 読み 意味
頭中将 左中弁 さらぬ君達も慕ひきこえて かうやうの御供には 仕うまつりはべらむ と思ひたまふるを あさまし ...
御車にたてまつるほ 若紫06章12
原文 読み 意味
御車にたてまつるほど 大殿より いづちともなくて おはしましにけること とて 御迎への人びと 君達などあまた ...
御返し まことにや 若紫06章11
原文 読み 意味
御返し
まことにや花のあたりは立ち憂きと霞むる空の気色をも見む
と よしある手の いとあて ...
御消息僧都のもとな 若紫06章10
原文 読み 意味
御消息 僧都のもとなる小さき童して
夕まぐれほのかに花の色を見て今朝は霞の立ちぞわづらふ ...
内に僧都入りたまひ 若紫06章09
原文 読み 意味
内に僧都入りたまひて かの聞こえたまひしこと まねびきこえたまへど ともかくも ただ今は 聞こえむかたなし ...