わずらはしうこころぐるしうおもひきこえ わずらわしくこころぐるしくおもいきこえ 煩はしう心苦しう思ひ聞こえ 煩わしく心苦しく思い聞こえ 煩わしく心苦しく思い聞こゆ 01-013
無視できない結果として、悩ましく心苦しくお思いになった。
人より先に参りたまひて やむごとなき御思ひなべ
やむごとなきおほむおもひ やんごとなきおんおもい やむごとなき御思ひ やむごとなき御思い やんごとなき御思ひ やんごとなき御思い 01-013
帝が弘徽殿の女御をこの上なく大切に思うこと。
人より先に参りたまひて やむごとなき御思ひなべてならず 皇
おもほしおき 思ほしおき 01-012
具体的には正妻のように扱うこと。
この御子生まれたまひて後は いと心ことに思ほしおきてたれば 坊にもよう
おぼえ 覚え おぼゆ 覚ゆ 01-011
帝からの女性であれば愛情、男性であれば引き立て。
おぼえいとやむごとなく上衆めかしけれど わりなくまつは
おほむおもひ おんおもい 御思ひ 御思い 01-009
帝の愛情。
一の皇子は右大臣の女御の御腹にて 寄せ重く疑ひなき儲の君と世にもてかしづききこゆれど この御