ものにもあらず ものにも非ず 物にも非ず 01-170
ものの数でもなくと訳されてきた。現代語で「ものの数でない」とは、取るに足りぬの意味であるが、左大臣家に光源氏が嫁いだからとい ...
こもの 籠物 01-163
帝への献上品で果物を木につけたもの。
その日の御前の折櫃物籠物など 右大弁なむ承りて 仕うまつらせける
をりびつもの 折櫃物 おりびつもの 01-163
帝への献上品で肴類。
その日の御前の折櫃物籠物など 右大弁なむ承りて 仕うまつらせける
その
もののつつましき ものの慎ましき つつまし 慎まし 01-156
気恥ずかしい。「ものの」は諸事一般。
大臣気色ばみ きこえたまふことあれど もののつつましきほどにて と
ものしたまへ ものしたまえ ものす 01-126
「言ふ」の尊敬語。源氏物語では特に高位の人にのみ用いる。
際ことに賢くて ただ人にはいとあたらしけれど