こころ・心

相手に申し訳ないという気持ち。

さばかりになれば　うち頼めるけしきも見えき　頼むにつけては　恨めしと思ふ

我ながら。自分のことながら。

さばかりになれば　うち頼めるけしきも見えき　頼むにつけては　恨めしと思ふこ

距離をおく、用心する。

なにがしがいやしき諌めにて　好きたわめらむ女に心おかせたまへ

わたし

自然と心理的に距離をおいてしまうこと。

ただ時々うち語らふ宮仕へ人などのあくまでさればみ好きたるは　さて

孤閨を守る女への同情心。気の毒に。

神無月のころほひ　月おもしろかりし夜　内裏よりまかではべるに　ある上