もののこころしりたまふひと もののこころしりたまうひと ものの心知りたまふ人 ものの心知りたまう人 物の心知り給ふ人 物の心知り給う人 01-023
通例「ものの情理をわきまえる」と解釈されるが、ものの本質を見抜く眼力を備えた人、具体的には政治の中枢を担う公卿たちであろう。 ...
こころばへ こころばえ 心ばへ 心ばえ 01-022
通例「気性」「性質」「気立て」「気質」等と解釈されるが、「およすけもておはする」は時間をかけて生育していく、すなわち変化を表 ...
わずらはしうこころぐるしうおもひきこえ わずらわしくこころぐるしくおもいきこえ 煩はしう心苦しう思ひ聞こえ 煩わしく心苦しく思い聞こえ 煩わしく心苦しく思い聞こゆ 01-013
無視できない結果として、悩ましく心苦しくお思いになった。
人より先に参りたまひて やむごとなき御思ひなべ
こころことに 心ことに 心異に 心殊に こころことなる こころ異なる 心異なる 01-012
特別に。具体的には、弘徽殿の女御に以下の疑念を抱かすのであるから、第一夫人(最初に入内した夫人)を差し置いて、正妻扱いをした ...
こころもとながらせたまひ こころもとながらせたまい 心もとながらせたまひ 心許ながらせたまい 心許ながらせ給ひ 心もとながらせ給い こころもとながらせたまふ こころもとながらせたまう 01-008
「心もとなし」+「せたまふ」(最高敬語)。「心もとなし」は、情報が少ないために、気ばかりがせいてならない。