こころくるしげなる 心苦しげなる こころくるしげなり 心苦しげなり 01-149
若宮が帝の目には気の毒に見えた。「心苦し」は相手の立ち場を思って居たたまれなくなる見る側の感情。どうして髪を削ぐことが気の毒 ...
こころよせ 心寄せ こころよす 心寄す 01-139
好意を寄せること。
こよなう心寄せきこえたまへれば 弘徽殿の女御 またこの宮とも御仲そばそばしきゆゑ う
みこころざし 御心ざし 01-134
帝の愛情。
これは 人の御際まさりて 思ひなしめでたく 人もえおとしめきこえたまはねば うけばりて飽かぬ
こころぼそき 心細き こころぼそし 心細し 01-130
後見がないことを痛感する。
心細きさまにておはしますに ただわが女皇女たちの同じ列に思ひきこえむ といと
かしこきみこころに かしこき御心に 賢き御心に 01-125
「かしこし」は、神意 霊力に対する畏敬の念を表し、そのような能力をもつ人にも使う。これまで光の君を親王にせず来たこと、そして ...