ものむつかしげ ものむつかし 物難し 02-043
何とも見た目が悪い様。
父の年老い ものむつかしげに太りすぎ 兄の顔憎げに 思ひやりことなることなき閨の
らうたげ ろうたげ らうたし ろうたし 02-041
かわいい。
さて 世にありと人に知られず さびしくあばれたらむ葎の門に 思ひの外にらうたげならむ人の 閉
けはひ 気配 けはい 02-038
「もてなし」と同じく多義語であるが、「もてなし」と対をなしている点で、ここでは品位ととる。
元の品 時世
けしき 気色 02-028
様子。
下のきざみといふ際になれば ことに耳たたずかしとて いと隈なげなる気色なるもゆかしくて
くまなげなる 隈なげなる くまなげなり 隈なげなり 02-028
暗いところのない、すべてを知りつくした、と解釈されているが、後の左馬頭の論に対して「隈なきもの言ひ/02-061」とあり、こ ...