ひとのゆるしきこえざりし 人の許しきこえざりし ゆるしきこゆ 許し聞こゆ 01-134
尊敬語の使用がないから「人」は更衣以下。藤壺の宮に対しては上流夫人もおとしめることができず、桐壺更衣に対しては、身分の高くな ...
ひともえおとしめきこえたまはねば 人もえおとしめきこえたまはねば 人もえ貶めきこえたまはねば 人もえ貶め聞こえ給はねば 人もえおとしめきこえたまわねば 01-134
尊敬語の使用から「人」は女御クラス。
これは 人の御際まさりて 思ひなしめでたく 人もえおとしめきこえた
さるべきひとびと さるべき人びと 然るべき人々 01-128
帝(自分)の夫人として相応しい人、生まれ 教養 美貌など。
慰むやとさるべき人びと参らせたまへど なずら
ただひとにて ただ人にて ただひと ただ人 01-125
皇籍を離れ、源氏姓をいただき臣下になること。高麗人の判断、国の親となり帝王になる相であるが、その方面で占うと「乱れ憂ふること ...
さうにんはまことにかしこかりけり 相人はまことにかしこかりけり 相人は誠に賢かりけり そうにんはまことにかしこかりけり 01-125
将来を見通す力に対する畏敬の念。
帝かしこき御心に 倭相を仰せて 思しよりにける筋なれば 今までこの君を