ひとのくに 人の国 02-034
地方。
受領と言ひて 人の国のことにかかづらひ営みて 品定まりたる中にもまたきざみきざみありて 中の品の
よのひとのおもへること 世人の思へること よのひとのおもえること 世人の思えること 02-032
世間の評価。
なり上れどももとよりさるべき筋ならぬは 世人の思へることも さは言へどなほことなり
なほひと 直人 02-029
貴族の出でない人。
その品々やいかに いづれを三つの品に置きてか分くべき 元の品高く生まれながら 身は沈
そのかたかどもなきひとはあらむや その片かどもなき人はあらむや 02-023
頭中将の議論の出発点が、「ただ片かどを聞き伝へて心を動かすこともあめり/02-020」であった。頭中将の推論を整理する。女性 ...
みるひと 見る人 02-022
親の場合もあれば、後見の場合もある。男との間に入って、女を世話する者。
見る人 後れたる方をば言ひ隠し