D：古典一般に見られる語彙

人に優れて。ひときわ。比較級で述べられているが、文脈上は最上級と考えてよく、一身に。

いづれの御時にか　

筋と筋の境目、それがはっきりしているのが「際立つ」。ここでは、区別がはっきりしている身分をいう。

いづれ

止むことがないの原義で、この上なく高貴な。

いづれの御時にか　女御更衣あまたさぶらひたまひけるなかに　い

余りと同根。余るくらい多く。表舞台で日の目を見る女房と、裏舞台にいて日の目を見ない女房がいることを暗示させる。呪いなどの手を ...