さるものにて 然るものにて さるもの 然るもの 01-118
当然の立派に身につけ。
わざとの御学問はさるものにて 琴笛の音にも雲居を響かし すべて言ひ続けばことごと
わざとのごがくもん わざとの御学問 01-118
しっかりと態度でのぞむべき学問、貴族社会では必須である学問、即ち漢学。
わざとの御学問はさるものにて 琴
うちとけぬ 打ち解けぬ うち解けぬ うちとけず 打ち解けず うち解けず 01-117
気を許さない。「いとをかしううちとけぬ」はアンビバレントな(相反する感情が同居する)感情である。
御方々
をかしう をかしく をかし 01-117
愛すべき(ヲコなものに対する愛情)。下に打ち消し「ぬ」があるが、掛けない。
御方々も隠れたまはず 今より
はづかしげに はずかしげに 恥づかしげに 恥ずかしげに はづかしげなり はずかしげなり 恥ずかしげなり 恥づかしげなり 01-117
見る側が引け目を感じるほど相手が立派だ。
御方々も隠れたまはず 今よりなまめかしう恥づかしげにおはすれば