とりどりなれ とりどりなり 取り取りなり 取り取りなれ 01-140
それぞれに固有の価値を有す。
世にたぐひなしと見たてまつりたまひ 名高うおはする宮の御容貌にも なほ匂は
ものし ものす 01-139
ものし「もの」に対する感覚。
こよなう心寄せきこえたまへれば 弘徽殿の女御 またこの宮とも御仲そばそばしきゆゑ ...
もとよりのにくさ もとよりの憎さ 01-139
生前の桐壺更衣に対して抱いていた憎しみ。
こよなう心寄せきこえたまへれば 弘徽殿の女御 またこの宮とも御
そばそばしき そばそばし 01-139
かどばっている。とげとげしている。
こよなう心寄せきこえたまへれば 弘徽殿の女御 またこの宮とも御仲そば
このみやとも この宮とも 01-139
若君のみならずこの藤壺の宮とも。
こよなう心寄せきこえたまへれば 弘徽殿の女御 またこの宮とも御仲そばそ