うらめしきをりをり 恨めしき折々 うらめしきおりおり うらめし 恨めし をりをり 折々 おりおり 02-012
相手の不実を恨む手紙。左馬頭の語る指を喰う女の先触れになっている。「(言=事)構造」。
そのうちとけてか
おのがじし 己がじし 02-012
男の方も女の方もそれぞれに。
そのうちとけてかたはらいたしと思されむこそゆかしけれ おしなべたるおほかた
みはべりなむ 見はべりなむ 02-012
見られましょう。未来にきっとそうなるという確信、すでに見ているという経験を語る解説があるが間違いである。
ほどほどにつけて 程々につけて 02-012
自分の身分と相手の身分に応じて。
そのうちとけてかたはらいたしと思されむこそゆかしけれ おしなべたるおほ
かずならねど 数ならねど 数ならず かずならず 02-012
貴人ではないという謙譲語。人数に入らない。
そのうちとけてかたはらいたしと思されむこそゆかしけれ おしな