さてなむ さて 02-015
そういう条件なら必ず、この場合、私に見せてくれたならきっと。
そこにこそ多く集へたまふらめ すこし見ばや
みばや 見ばや 02-015
見たい。
そこにこそ多く集へたまふらめ すこし見ばや さてなむこの厨子も心よく開くべき とのたまへば
そこ 其処 其所 02-015
同等以下の相手を指す。
そこにこそ多く集へたまふらめ すこし見ばや さてなむこの厨子も心よく開くべき と
うたがふも 疑ふも うたがふ 疑ふ うたがう 疑う 02-014
「疑ふも」の「も」は「言いあつるもあり」の「も」を受ける。後には「ありて」などの省略がある。
片端づつ見
こころあて 心あて 心当て 02-014
当てずっぽう。
片端づつ見るに かくさまざまなる物どもこそはべりけれとて 心あてに それかかれかなど問ふ