たまのをのこみこさへ たまのおのこみこさえ 玉の男御子さへ 玉の男御子さえ 01-007
「さへ」はあるものに加えてしかじかまでもの意味。通例あるものは省略されるが、何に加えてなのか考えることが望ましい。この場合、 ...
きよらなる 清らなる きよらなり 清らなり 01-007
第一等の美をさす。逆にこの語があてられるの人は、第一等の人と考えてよい。光源氏の美質の一つ。
先の世にも
こころぼそげなり 心細げなり 心細気なり 01-006
後見がいないことからくる将来不安
父の大納言は亡くなりて 母北の方なむいにしへの人のよしあるにて 親うち
ことあるとき ことある時 事ある時 01-006
何か大事なことがあった場合。宮中の諸儀式という公的な場以外で、具体的に一番大事なことは、帝の子を宿すこと。「懐妊と里下がり/ ...
いにしへのひと いにしへの人 いにしえのひと いにしえの人 古のひと 古の人 01-006
家柄が古いのほかに、後に述べられる彼女の言動からして、考え方がふるい 頑迷など否定的意味をも含んだ言葉(ダブル ミーニング) ...