うちあひ うち合ひ うちあい うちあふ うち合ふ うちあう 02-038
源氏物語での用法は「装束どものうちあはず @」〈真木柱〉、「親などもものし給はぬ人なれば……打ち合はぬ様に見え奉る事も @」 ...
にくむ 憎む 02-037
すねてみせた程度のポーズであり、さして強い意味はないだろう。光源氏にすれば、「思ひかけぬ幸ひとり出づる例」はまさしく母のこと ...
ことひとのいはむやうに 異人の言はむやうに ことひとのいわんように 異人の言わんように 02-037
別人が言うように、すなわち普段の光源氏ではない言い方の意味ではない。他人事(ひとごと)のように言う。結婚相手を探すという男性 ...
すべてにぎははしきによるべき すべてにぎははしきによるべし にぎははし にぎわわし 賑ははし 02-037
「よる」は「寄る」と「拠る」が考えられるが、金持ちを頼りにするではコンテストに添わないので、金が基準になる、金次第との意味と ...
いとききにくきことおほかり いと聞きにくきこと多かり いとききにくきことおほし いと聞きにくきこと多し いとききにくきことおおかり いとききにくきことおおし 02-031
いくつか解釈が可能な表現である。議論が女性論なので女の身として耳が痛いという解釈。源氏物語を読み聞かせている相手は中宮など上 ...