てんじやう 殿上 てんじょう 02-009
殿上の間。清涼殿の南廂にある殿上人の詰め所。
つれづれと降り暮らしてしめやかなる宵の雨に 殿上にもをさを
おんとのゐどころ 御宿直所 おんとのいどころ 02-005
母がもともと住んでいた桐壺を光は私室として利用している。左大臣の子息(頭中将)は、長雨の無聊をかこってそこへ遊びにきている。 ...
おほいとの 大殿 おおいどの 02-003
妻の実家である左大臣邸。
まだ中将などにものしたまひし時は 内裏にのみさぶらひようしたまひて 大殿には絶
ちゆうじやう 中将 ちゅうじょう 02-003
近衛府の次官。従四位で、若年の中将は前途有望な花形貴公子である。
まだ中将などにものしたまひし時は 内裏
かたののせうしやう 交野少将 かたののしょうしょう 02-002
逸した物語の主人公とされており、恋の達人であったことになっている。
さるは いといたく世を憚り まめだち