みなみおもて 南面 01-055
正式な客を招く部屋。命婦は帝の使者であるから正式な客である。
南面に下ろして 母君もとみにえものものたま
とかくつくろひたてて とかくつくろいたてて とかく繕ひたてて とかく繕ひ立てて 繕ひ立つ 01-054
あれこれと装いを凝らして。
やもめ住みなれど 人一人の御かしづきに とかくつくろひ立てて めやすきほどに
みやうぶ みょうぶ 命婦 01-053
後宮の女官で五位以上の女性、または五位以上の官人の妻。
命婦かしこに参で着きて 門引き入るるより けはひ
わかみや 若宮 わか宮 若みや 01-049
光の君。「(一の皇子は)おほかたのやむごとなき御思ひにて、この君(若宮)をば、私物に思ほしかしづきたまふこと限りなし(第一皇 ...
いちのみや 一の宮 一のみや いちの宮 01-049
弘徽殿腹の第一皇子、東宮第一候補。
一の宮を見たてまつらせたまふにも 若宮の御恋しさのみ思ほし出でつつ