うこんのつかさのとのゐまうしのこゑ 右近の司の宿直奏の声 01-100
夜の警備は午後九時頃(亥の一刻)から十二時半頃(子の四刻)までが左近の衛府が担当し、午前一時頃(丑の一刻)から午前四時半頃( ...
うへびと 上人 01-096
殿上人。
いとすさまじうものしと聞こし召す このごろの御気色を見たてまつる上人女房などは かたはらいたし
うへのみつぼね 上の御局 うえのみつぼね 01-095
帝の普段生活される部屋が清涼殿。その北東の隅に弘徽殿の女御用の上の御局がある。帝の政務は基本昼で終わる。午後から帝は女御 更 ...
ちぎらせたまひし 契らせたまひし 契らせ給ひし 契らせ給いし 01-094
長恨歌の詩句「詞中有誓両心知る(詞の中に誓いあり、両心知る)」を受ける。その誓いが比翼連理である。
朝夕
はねをならべえだをかはさむ 翼をならべ枝を交はさむ 翼を並べ枝を交わさん 01-094
長恨歌の詩句「在天願作比翼鳥、在地願為連理枝」を受ける。比翼鳥は雌雄の鳥の翼がくっついた架空の鳥、連理枝は二本の木の枝がひと ...