内裏より御使あり三 桐壺04章05
原文 読み 意味
内裏より御使あり 三位の位贈りたまふよし 勅使来てその宣命読むなむ悲しきことなりける
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むなしき御骸を見る 桐壺04章04
原文 読み 意味
むなしき御骸を見る見る なほおはするものと思ふがいとかひなければ 灰になりたまはむを見たてまつりて 今は亡き ...
限りあれば例の作法 桐壺04章03
原文 読み 意味
限りあれば 例の作法にをさめたてまつるを 母北の方 同じ煙にのぼりなむと泣きこがれたまひて 御送りの女房の車 ...
何事かあらむとも思 桐壺04章02
原文 読み 意味
何事かあらむとも思したらず さぶらふ人びとの泣きまどひ 主上も御涙のひまなく流れおはしますを あやしと見たて ...
御子はかくてもいと 桐壺04章01
原文 読み 意味
御子はかくてもいと御覧ぜまほしけれど かかるほどにさぶらひたまふ例 なきことなれば まかでたまひなむとす