見る人後れたる方を 帚木02章14
原文 読み 意味
見る人 後れたる方をば言ひ隠し さてありぬべき方をばつくろひて まねび出だすに それしかあらじと そらにいか ...
容貌をかしくうちお 帚木02章13
原文 読み 意味
容貌をかしくうちおほどき若やかにて 紛るることなきほど はかなきすさびをも 人まねに心を入るることもあるに ...
親など立ち添ひもて 帚木02章12
原文 読み 意味
親など立ち添ひもてあがめて 生ひ先籠れる窓の内なるほどは ただ片かどを聞き伝へて 心を動かすこともあめり
わが心得たることば 帚木02章11
原文 読み 意味
わが心得たることばかりを おのがじし心をやりて 人をば落としめなど かたはらいたきこと多かり
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ただうはべばかりの 帚木02章10
原文 読み 意味
ただうはべばかりの情けに手走り書き をりふしの答へ心得てうちしなどばかりは 随分によろしきも多かりと見たまふ ...