とあればかかりあふ 帚木04章06
原文 読み 意味
とあればかかりあふさきるさにて なのめにさてもありぬべき人の少なきを 好き好きしき心のすさびにて 人のありさ ...
狭き家の内の主人と 帚木04章05
原文 読み 意味
狭き家の内の主人とすべき人一人を思ひめぐらすに 足らはで悪しかるべき大事どもなむかたがた多かる
...
されど賢しとても一 帚木04章04
原文 読み 意味
されど賢しとても 一人二人世の中をまつりごちしるべきならねば 上は下に輔けられ 下は上になびきて こと広きに ...
男の朝廷に仕うまつ 帚木04章03
原文 読み 意味
男の朝廷に仕うまつり はかばかしき世のかためとなるべきも まことの器ものとなるべきを取り出ださむには かたか ...
おほかたの世につけ 帚木04章02
原文 読み 意味
おほかたの世につけて見るには咎なきも わがものとうち頼むべきを選らむに 多かる中にもえなむ思ひ定むまじかりけ ...