歌詠むと思へる人の 帚木11章02
原文 読み 意味
歌詠むと思へる人の やがて歌にまつはれ をかしき古言をも初めより取り込みつつ すさまじき折々 詠みかけたるこ ...
すべて男も女も悪ろ 帚木11章01
原文 読み 意味
すべて男も女も悪ろ者は わづかに知れる方のことを残りなく見せ尽くさむと思へるこそ いとほしけれ 三史五経 道 ...
さていと久しくまか 帚木10章03
原文 読み 意味
さて いと久しくまからざりしに もののたよりに立ち寄りてはべれば 常のうちとけゐたる方にははべらで 心やまし ...
それはある博士のも 帚木10章02
原文 読み 意味
それは ある博士のもとに学問などしはべるとて まかり通ひしほどに 主人のむすめども多かりと聞きたまへて はか ...
式部がところにぞけ 帚木10章01
原文 読み 意味
式部がところにぞ けしきあることはあらむ すこしづつ語り申せ と責めらる 下が下の中には なでふことか 聞こ ...