君はいかにたばかり 帚木16章04
原文 読み 意味
君は いかにたばかりなさむと まだ幼きをうしろめたく待ち臥したまへるに 不用なるよしを聞こゆれば あさましく ...
さる心して人とく静 帚木16章03
原文 読み 意味
さる心して 人とく静めて 御消息あれど 小君は尋ねあはず よろづの所求め歩きて 渡殿に分け入りて からうして ...
女もさる御消息あり 帚木16章02
原文 読み 意味
女も さる御消息ありけるに 思したばかりつらむほどは 浅くしも思ひなされねど さりとてうちとけ 人げなきあり ...
例の内裏に日数経た 帚木16章01
原文 読み 意味
例の 内裏に日数経たまふころ さるべき方の忌み待ち出でたまふ にはかにまかでたまふまねして 道のほどよりおは ...
御文は常にありされ 帚木15章04
原文 読み 意味
御文は常にあり されど この子もいと幼し 心よりほかに散りもせば 軽々しき名さへとり添へむ 身のおぼえをいと ...