心ざし深からむ男を 帚木05章06
原文 読み 意味
心ざし深からむ男をおきて 見る目の前につらきことありとも 人の心を見知らぬやうに逃げ隠れて 人をまどはし心を ...
またまめまめしき筋 帚木04章12
原文 読み 意味
また まめまめしき筋を立てて 耳はさみがちに 美さうなき家刀自の ひとへにうちとけたる後見ばかりをして 朝夕 ...
とあればかかりあふ 帚木04章06
原文 読み 意味
とあればかかりあふさきるさにて なのめにさてもありぬべき人の少なきを 好き好きしき心のすさびにて 人のありさ ...
すぐれて疵なき方の 帚木03章13
原文 読み 意味
すぐれて疵なき方の選びにこそ及ばざらめ さる方にて捨てがたきものをは とて式部を見やれば わが妹どものよろし ...
父の年老いものむつ 帚木03章12
原文 読み 意味
父の年老い ものむつかしげに太りすぎ 兄の顔憎げに 思ひやりことなることなき閨の内に いといたく思ひあがり ...