心ばへ容貌など深き 末摘花02章04
原文 読み 意味
心ばへ容貌など 深き方はえ知りはべらず かいひそめ 人疎うもてなしたまへば さべき宵など 物越しにてぞ 語ら ...
故常陸親王の末にま 末摘花02章03
原文 読み 意味
故常陸親王の 末にまうけていみじうかなしうかしづきたまひし御女 心細くて残りゐたるを もののついでに語りきこ ...
母は筑前守の妻にて 末摘花02章02
原文 読み 意味
母は筑前守の妻にて 下りにければ 父君のもとを里にて行き通ふ
06006/難易度:☆☆☆ ...
左衛門の乳母とて大 末摘花02章01
原文 読み 意味
左衛門の乳母とて 大弐のさしつぎに思いたるが女 大輔の命婦とて 内裏にさぶらふ わかむどほりの兵部大輔なる女 ...
かの空蝉をものの折 末摘花01章04
原文 読み 意味
かの空蝉を ものの折々には ねたう思し出づ 荻の葉も さりぬべき風のたよりある時は おどろかしたまふ折もある ...