女もさる御消息あり 帚木16章02
原文 読み 意味
女も さる御消息ありけるに 思したばかりつらむほどは 浅くしも思ひなされねど さりとてうちとけ 人げなきあり ...
例の内裏に日数経た 帚木16章01
原文 読み 意味
例の 内裏に日数経たまふころ さるべき方の忌み待ち出でたまふ にはかにまかでたまふまねして 道のほどよりおは ...
御文は常にありされ 帚木15章04
原文 読み 意味
御文は常にあり されど この子もいと幼し 心よりほかに散りもせば 軽々しき名さへとり添へむ 身のおぼえをいと ...
またの日小君召した 帚木15章03
原文 読み 意味
またの日 小君召したれば 参るとて御返り乞ふ かかる御文見るべき人もなし と聞こえよとのたまへば うち笑みて ...
さて五六日ありてこ 帚木15章02
原文 読み 意味
さて 五六日ありて この子率て参れり こまやかにをかしとはなけれど なまめきたるさまして あて人と見えたり ...