なよびかに女しと見 帚木04章10
原文 読み 意味
なよびかに女しと見れば あまり情けにひきこめられて とりなせばあだめく これをはじめの難とすべし
されど何か世のあり 帚木04章08
原文 読み 意味
されど何か 世のありさまを見たまへ集むるままに 心に及ばずいとゆかしきこともなしや 君達の上なき御選びには ...
かならずしもわが思 帚木04章07
原文 読み 意味
かならずしもわが思ふにかなはねど 見そめつる契りばかりを捨てがたく思ひとまる人は ものまめやかなりと見え さ ...
白き御衣どものなよ 帚木03章15
原文 読み 意味
白き御衣どものなよらかなるに 直衣ばかりをしどけなく着なしたまひて 紐などもうち捨てて 添ひ臥したまへる御火 ...
すぐれて疵なき方の 帚木03章13
原文 読み 意味
すぐれて疵なき方の選びにこそ及ばざらめ さる方にて捨てがたきものをは とて式部を見やれば わが妹どものよろし ...