れいのはらだちゑんずるに 例の腹立ち怨ずるに れいのはらだちえんずるに 02-096
どのように女が腹立ち怨じたかは具体的に述べない省略法。左馬頭の思惑通りに進んでいるスピード感が生まれる。
おもひたつ 思ひ立つ おもいたつ 思い立つ 02-069
出家を思い立つ。
思ひ立つほどはいと心澄めるやうにて 世に返り見すべくも思へらず
(左馬頭)
をんなにてみたてまつらまほし 女にて見たてまつらまほし まほし 02-046
光源氏を女に変えてとの解釈と、話者が光源氏の愛人になってとの解釈がある。源氏物語にはここ以外にも同表現が使われている「(光る ...
いでたち 出で立ち 02-036
意気込んでスタートすること。
宮仕へに出で立ちて 思ひかけぬ幸ひとり出づる例ども多かりかし など言へば
まめだち まめだつ 02-002
まじめな様子。
さるは いといたく世を憚り まめだちたまひけるほど なよびかにをかしきことはなくて 交野