たち・だち・たて・立– tax –
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なさけたたざらむ 情け立たざらむ 02-118
愛情をみせようとしない。 よろづのことに などかは さても とおぼゆる折から 時々 思ひわかぬばかりの心にては よしばみ情け立たざらむなむ目やすかるべき 何事でもどうしてそんなことをそのままでよいのにとつい思えることが多い今日この頃ですか... -
にほひさへはなやかにたちそへるも にほひさへはなやかにたち添へるも においさえはなやかにたちそえるも においさえはなやかにたち添えるも 02-115
「やすらふ」べきものでない女の態度に、蒜の臭いまで加わって。 答へに何とかは ただ承りぬとて 立ち出ではべるに さうざうしくやおぼえけむ この香失せなむ時に立ち寄りたまへ と高やかに言ふを 聞き過ぐさむもいとほし しばしやすらふべきに は... -
ひともたちまさり 人も立ちまさり たちまさる 立ちまさる 立ち勝る 02-103
人柄もまさると注されているが、指食いの女は嫉妬を除いては理想的な女であったのだから、それより人柄がよいとは考えにくい。人格面でなく、家柄 育ちのこと。「立ちまさり」はずっとすぐれる。 さて また同じころ まかり通ひし所は 人も立ちまさり ... -
みだてなく 見立てなく みだてなし 見立てなし 02-096
見栄えがしない。ぱっとしない。 すこしうち笑ひて よろづに見立てなく ものげなきほどを見過ぐして 人数なる世もやと待つ方は いとのどかに思ひなされて 心やましくもあらず つらき心を忍びて 思ひ直らむ折を見つけむと 年月を重ねむあいな頼みは... -
をしへたつる 教へたつる おしえたつる 教えたつる 02-096
教え込む。 かくおぞましくは いみじき契り深くとも 絶えてまた見じ 限りと思はば かくわりなきもの疑ひはせよ 行く先長く見えむと思はば つらきことありとも 念じてなのめに思ひなりて かかる心だに失せなば いとあはれとなむ思ふべき 人並々に...