きよげ 清げ 02-114
整った端正な美。
いとあはれに思ひ後見 寝覚の語らひにも 身の才つき 朝廷に仕うまつるべき道々しきことを
たのもしげなき 頼もしげなき たのもしげなし 頼もしげなし 02-112
頭中将は「をかしともあはれとも心に入らむ人の、頼もしげなき疑ひあらむこそ、大事なるべけれ/02-080」と言っていた。
わづらはしげに 煩はしげに わずらわしげに 煩わしげに 02-111
「(恨めしと思ふことも)見知らぬやうにて/02-137」「かうのどけきに/02-139」「例のうらもなき/02-143」「つ ...
はかなげ はかなげに はかなげなり 02-110
「あらし吹きそふ」は、つらさが増すことの和歌的表現としか、この時の頭中将は理解しようがない。頭中将の本妻が怒って恨みごとを言 ...
こころぼそげ 心細げ 02-108
頼る親族がなく、将来不安を抱えている状態。
親もなくいと心細げにて さらばこの人こそはと 事にふれて思へ