いろにもいださせたまはずなりぬる 色にも出ださせたまはずなりぬる いろにもいださせたまわずなりぬる 色にも出ださせたまわずなりぬる いろにもいださせたまわずなりぬ 色にも出ださせたまわずなりぬ 01-108
光の君の皇太子擁立をおくびにも出さなくなった。これは裏返せば、これまでにも、公言しないまでもそうしたニュアンスを周囲に漏らし ...
ひとのみかどのためしまでひきいで 人の朝廷の例まで引き出で 01-105
「人の朝廷の例」は「楊貴妃の例/01-005」のこと(具体的には安禄山の乱(安禄山は反乱を起こし、大燕皇帝として即位)のこと ...
なつかしうらうたげなりしをおぼしいづるに なつかしうらうたげなりしを思し出づるに なつかしうろうたげなりしを思し出づるに 01-093
親しみやすく愛らしい様子を思い出されるにつけ。「なつかしう」は心が近づきやすい。「らうたげ」は可憐な。
なきひとのすみかたづねいでたりけむ 亡き人の住処尋ね出でたりけむ 01-090
長恨歌の詩句による。楊貴妃の魂のありかを訪ねて、道士が仙界まで赴いた。そこで楊貴妃と出会った証拠に金の釵を持ち帰る。 ...
おひいで 生ひ出で おいいで 生い出で おひいづ 生ひ出づ おいでる 生い出る 01-089
大きく育って表面にでる。成長する意だが、頭角を現すこともふくむであろう。
かくてもおのづから 若宮など生