いでばえ 出でばえ 02-061
公の場で映える。
常はすこしそばそばしく心づきなき人の をりふしにつけて出でばえするやうもありかしなど
はかなくしいでたる はかなくし出でたる はかなし しいづ し出づ しいず し出ず 02-043
なにげなくやって見せる。
父の年老い ものむつかしげに太りすぎ 兄の顔憎げに 思ひやりことなることなき閨
いでたち 出で立ち 02-036
意気込んでスタートすること。
宮仕へに出で立ちて 思ひかけぬ幸ひとり出づる例ども多かりかし など言へば
そのかたをとりいでむえらび その方を取り出でむ選び えらぶ 選ぶ 02-018
手紙の上手な人を決める選択と解釈されているが、ナンセンスである。頭中将の発言のテーマは、(妻として)非の打ち所のない女は探し ...
おひいでさせたまへりけれ 生ひ出でさせたまへりけれ おいいでさせたまえりけれ 生い出でさせたまえりけれ おひいづ 生ひ出づ おいいず 生い出ず 01-128
「生ひ出づ」(成長する、具体的には帝の夫人たる年齢に達していること)+「させたまふ」(最高敬語)+「けり」