わかきひとびと 若き人びと 若き人々 01-079
光の君の里下がりに伴い、宮中から従い来た若い女房たち。
若き人びと 悲しきことはさらにも言はず 内裏わた
ひとわろう 人悪ろう ひとわろく 人悪ろく 人悪ろし 人悪く 01-073
世間体が悪い。外聞が悪い。帝が周囲を気に掛けている表現。
我が御心ながら あながちに人目おどろくばかり思
あまたさるまじきひとのうらみをおひし あまたさるまじきひとのうらみをおいし あまたさるまじき人の恨みを負ひし あまたさるまじき人の恨みを負いし 01-073
恨みを負ふ主体を死んだ更衣と考える解釈があるが、「主上もしかなむ」が意味をなさなくなる。帝が人より受けた恨みとは、「人のそし ...
ひとのこころをまげたることはあらじ 人の心を曲げたることはあらじ 01-073
夫人たちの心をねじけさせはしなかった。具体的には、女御ひとりひとりを公平に愛してきたからは、誰からも恨まれる筋合いはない、と ...
ひとげなき 人げなき 人気なき ひとげなし 人げなし 人気なし 01-070
人並み以下の。
はかばかしう後見思ふ人もなき交じらひは なかなかなるべきことと思ひたまへながら ただかの