よしばみ よしばむ 02-118
よくみせる。
よろづのことに などかは さても とおぼゆる折から 時々 思ひわかぬばかりの心にては よし
とおぼゆるをりから とおぼゆる折から とおぼゆるおりから と覚ゆる折から 02-118
ついついそんな風に思われる時があるので。「おぼゆる」は自発。「から」は原因。
よろづのことに などかは
さても 然ても 02-11
「ありなむ」などの省略、そのままでよい。
よろづのことに などかは さても とおぼゆる折から 時々 思ひ
などかは… 02-118
「ありなむ」などの省略、そんな風にしなくともよいものを。
よろづのことに などかは さても とおぼゆる折
なかなかこころおくれて なかなか心遅れて 02-117
歌を詠みかけるのは気が利いているようで、折柄を考慮にいれないとかえって気が利かないことになる。このあたり、左馬頭の論というよ ...