もののたより 物の便り ものの便り 02-115
ある避けられない事情、多くは法事を指す。「もののたより」は源氏物語で六例あるが、あきらかに法事を指す例が半数を数える。「もの ...
かたりなす 語りなす 02-114
器用に語る。思いつきを語るのではなく、話の構成をよく考えて話す。
残りを言はせむとて さてさてをかしかり
をこづき をこ つき 烏滸 突き つく 突く 02-114
ぴくつかせること。おだてられて得意になっている様子と、これに続くエピソードの核である、ふすべられた薬草のくさい臭いの前置きに ...
こころはえながら 心は得ながら 02-114
頭中将の囃し立てる言葉が、本気でなくおだてだと気づきながら。
残りを言はせむとて さてさてをかしかりける
しさいなき 仔細なき しさいなし 仔細なし 02-114
込み入った事情がない。単純なこと。要するに漢才だの文章道といい、愛情がどうの宿世がどうの言っても、要するに性欲に負けたのだと ...