よきふし 良き節 02-115
離婚を申し出るのによい機会。
ふすぶるにやと をこがましくも また よきふしなりとも思ひたまふるに この
をこがましくも 烏滸がましくも おこがましくも をこがまし 烏滸がまし おこがまし 02-115
嫉妬しているにしてはそうした態度が滑稽であること。現代語のをこがましいではない。
ふすぶるにやと をこが
ふすぶるにや ふすぶ 燻ぶ 02-115
岡焼き、焼き餅を焼くの意味に、後に続く薬草をふすべるの意をかける。
ふすぶるにやと をこがましくも また
こころやましき 心やましき こころやまし 心やまし 02-115
自分の力の及ばないものに対するじれた気持ち。
さて いと久しくまからざりしに もののたよりに立ち寄りては
かた 方 02-115
部屋、建物。
さて いと久しくまからざりしに もののたよりに立ち寄りてはべれば 常のうちとけゐたる方には