ひとひとりのおんかしづき 人一人の御かしづき 人ひとりの御かしづき 01-054
桐壺更衣を大切に育てようとしたこと。
やもめ住みなれど 人一人の御かしづきに とかくつくろひ立てて めや
やもめずみ やもめ住み 01-054
「父の大納言は亡くなりて/01-006」とある。
やもめ住みなれど 人一人の御かしづきに とかくつくろひ
あはれなり あわれなり 01-053
心を強く揺さぶる感情。心を強く揺さぶる感情。語り手と命婦が一体化している。これ以降も一体化はつづく。
命
かしこ 彼処 01-053
桐壺更衣の実家である母北の方の家。
命婦かしこに参で着きて 門引き入るるより けはひあはれなり
おほむあそびなどせさせたまひしに 御あそびなどせさせたまいしに 御遊びなどせさせ給ひしに 御遊びなどせさせ給ふ 01-052
帝が管弦の会を催された時に。注意したいのは、ここは「し」とあり過去のこと。
かうやうの折は 御遊びなどせ