2021-04-13

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「母北の方、同じ煙にのぼりなむと、泣きこがれたまひて(母君は同じ煙に乗ってあの世へ行ってしまいたいと泣きこがれになり)/01 ...

2021-04-13

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後に無言の間がある。劇的空白が表現されている。

南面に下ろして 母君もとみにえものものたまはず

2021-04-13

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母君の家の庭のようすだが、母君の心象風景にもなっている。

やもめ住みなれど 人一人の御かしづきに とかく

2021-04-13

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お過ごしになってきた。ここまでは桐壺更衣の生前の様子を忍んでいる。逆接の「に」を補えば、前後の文脈がはっきりする。

2021-04-13

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見た目が感じよい。洗練されている。

やもめ住みなれど 人一人の御かしづきに とかくつくろひ立てて めやす