らうたく らうたし ろうたく ろうたし 01-138
かわいい。
主上も限りなき御思ひどちにて な疎みたまひそ あやしくよそへきこえつべき心地なむする なめし
なめし なめき 01-138
無礼。高貴な藤壺の宮を、母である身分の低い桐壺更衣になぞらえることに対して。
主上も限りなき御思ひどちに
なづさひ なづさふ なずさい なずそう 01-137
水に浸ると水が体にまとわるように相手にまとわる。
母御息所も影だにおぼえたまはぬを いとよう似たまへりと
もりみたてまつる 漏り見たてまつる 漏り見奉る 01-136
意図して見るのではなく、自然と漏れてくる様子を伺う。母に似ているからと意識するのは後のこと。帝が足繁く通うから漏れ見る機会が ...
うち 打ち 01-136
すこし、印象として。
源氏の君は御あたり去りたまはぬを ましてしげく渡らせたまふ御方はえ恥ぢあへたまはず