こころざし 心ざし 志 02-067
心が向かう方向、即ち、妻に対する愛情、誠意。
心ざし深からむ男をおきて 見る目の前につらきことありとも
こころふかきことかな 心深きことかな こころふかし 心深し 02-066
後の「心深しや/02-068」と呼応する。この言葉がきっかけとなって尼になる決意をする。男への愛情が深い。それだけに業も深い ...
ことさらびたる 殊更びたる ことさらぶ 殊更ぶ 02-066
わざとらしい。
童にはべりし時 女房などの物語読みしを聞きて いとあはれに悲しく心深きことかなと涙をさへ
かたみ 形見 02-065
恋しく思っていた頃を思い出させる品。
艶にもの恥ぢして 恨み言ふべきことをも見知らぬさまに忍びて 上はつ
しのばるべき 忍ばるべき しのぶ 忍ぶ 02-065
女を思い出さずにはいられない。
艶にもの恥ぢして 恨み言ふべきことをも見知らぬさまに忍びて 上はつれなく