あくるとしのはる 明くる年の春 01-108
光の君四歳の春。
明くる年の春 坊定まりたまふにも いと引き越さまほしう思せど 御後見すべき人もなく ま
だいしやうじのおもの 大床子の御膳 01-103
大床子の座で食べる正式な食事。
ものなども聞こし召さず 朝餉のけしきばかり触れさせたまひて 大床子の御膳
あさがれひ 朝餉 あさがれい 01-103
朝餉の間で食べる簡単な食事。
ものなども聞こし召さず 朝餉のけしきばかり触れさせたまひて 大床子の御膳な
あくるもしらで 明くるも知らで あくるもしらず 明くるも知らず 01-102
「玉すだれあくるも知らで寝しものを夢にも見じと思ひかきけや」(伊勢集)の第二句を指す。宇多天皇が長恨歌屏風絵の作成にあたり、 ...
よるのおとど 夜の御殿 01-101
清涼殿の北側にある帝の寝所。
人目を思して 夜の御殿に入らせたまひても まどろませたまふことかたし