ものしたまへ ものしたまえ ものす 01-126
「言ふ」の尊敬語。源氏物語では特に高位の人にのみ用いる。
際ことに賢くて ただ人にはいとあたらしけれど
ただひとにて ただ人にて ただひと ただ人 01-125
皇籍を離れ、源氏姓をいただき臣下になること。高麗人の判断、国の親となり帝王になる相であるが、その方面で占うと「乱れ憂ふること ...
げさくのよせなき 外戚の寄せなき げさくのよせなし 外戚の寄せなし 01-125
皇族外の親戚(母親の親戚筋、帝である父以外の親戚)による後見がない状態。父帝の亡き後に「無品親王の外戚の寄せなき」になれば、 ...
むほんのしんわう 無品の親王 むほんのしんのう 01-125
位階のない親王が無品親王である。
帝かしこき御心に 倭相を仰せて 思しよりにける筋なれば 今までこの君を
みこにもなさせ 親王にもなさせ みこにもなさす 親王にもなさす 01-125
皇子は親王宣下をしてはじめて親王の位につく。親王になると東宮や天皇になる権利を有する。親王には一品(いっぽん)から四品までの ...