みづら 角髪 みずら 01-147
子供の時の髪型。頭の中心で左右に髪を分け、耳の上で輪をつくるもの。
角髪結ひたまへるつらつき顔のにほひさ
おまへにあり 御前にあり おまえにあり おまえ おまへ 御前 01-145
ふつうは帝の面前を指すが、ここは席の配置であるから、帝の椅子の前に置かれたことを指す。
おはします殿の東
ひきいれ 引入 01-145
髻を冠の中に引き入れる役割。冠を被せる役割で、生涯に渡り後見を行うものが務める。光源氏の場合は、左大臣が行った。
くわんざ 冠者 かんざ 01-145
冠を身につける人、すなわち光源氏。
おはします殿の東の廂 東向きに椅子立てて 冠者の御座 引入の大臣の御
いし 椅子 いす 01-145
玉座。すなわち帝の座る椅子。儀式に尊厳さをそえる。
おはします殿の東の廂 東向きに椅子立てて 冠者の御座