おんかたがたのひとびと 御方々の人びと 御方々の人々 01-177
「御方々」は光源氏および葵の上を指す。従って語り手からの呼び方である。左大臣邸でその方々にお仕えするお付きの女房たちが「人び ...
おほいどの 大殿 01-176
左大臣宅、正室である葵の上がいる。
五六日さぶらひたまひて 大殿に二三日など絶え絶えにまかでたまへど た
おほいどののきみ 大殿の君 01-173
葵の上。
源氏の君は 主上の常に召しまつはせば 心安く里住みもえしたまはず 心のうちには ただ藤壺の御あ
うちのひとつきさいばら 内裏の一つ后腹 01-170
葵の上の母方の両親は、父が先の帝、母は今上帝(光源氏の父)と同母。すなわち、葵の上の母は帝の姉妹である。
さはふ 作法 さほう 01-167
源氏を婿として迎える儀式。
作法世にめづらしきまで もてかしづききこえたまへり
婿取りの儀礼