明くる年の春坊定ま 桐壺08章03
原文 読み 意味
明くる年の春 坊定まりたまふにも いと引き越さまほしう思せど 御後見すべき人もなく また世のうけひくまじきこ ...
我が御心ながらあな 桐壺06章09
原文 読み 意味
我が御心ながら あながちに人目おどろくばかり思されしも 長かるまじきなりけりと 今はつらかりける人の契りにな ...
命長さのいとつらう 桐壺05章14
原文 読み 意味
命長さのいとつらう思うたまへ知らるるに 松の思はむことだに恥づかしう思うたまへはべれば 百敷に行きかひはべら ...
今までとまりはべる 桐壺05章07
原文 読み 意味
今までとまりはべるがいと憂きを かかる御使の蓬生の露分け入りたまふにつけても いと恥づかしうなむとて げにえ ...
亡きあとまで人の胸 桐壺04章13
原文 読み 意味
亡きあとまで 人の胸あくまじかりける人の 御おぼえかなとぞ 弘徽殿などには なほ許しなうのたまひける ...