秋の末つ方いともの 若紫10章03
原文 読み 意味
秋の末つ方 いともの心細くて嘆きたまふ 月のをかしき夜 忍びたる所にからうして思ひ立ちたまへるを 時雨めいて ...
同じさまにのみある 若紫10章02
原文 読み 意味
同じさまにのみあるも道理なるうちに この月ごろは ありしにまさる物思ひに 異事なくて過ぎゆく
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かの山寺の人はよろ 若紫10章01
原文 読み 意味
かの山寺の人は よろしくなりて出でたまひにけり 京の御住処尋ねて 時々の御消息などあり
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いみじうつつみたま 若紫09章21
原文 読み 意味
いみじうつつみたまへど 忍びがたき気色の漏り出づる折々 宮も さすがなる事どもを多く思し続けけり
例の明け暮れこなた 若紫09章20
原文 読み 意味
例の 明け暮れ こなたにのみおはしまして 御遊びもやうやうをかしき空なれば 源氏の君も暇なく召しまつはしつつ ...